2015年9月16日水曜日

【歓迎】当日参加について

要旨集の作成、懇親会、ランチョンセミナーの準備調整のため、事前申し込みを8月15日で締め切らせていただきましたが、本研究会の参加自体は当日でもお受けします!

特に以下の特別企画には、これから小型魚類を用いて研究を進める学生さんによる積極的な参加を期待しています。学生は参加料無料ですよ!
(ともに日本語での発表ですが、スライド内の文字は英語です。英語での質問もお受けします。)

1.基調講演「システムズ薬理学とゼブラフィッシュ創薬」【1日目 15:00-】

2.特別セッション「ゲノムデータベース/ゲノム編集」【2日目 9:00-】

1日目の基調講演には三重大学の田中利男先生をお招きして、システムズ薬理学の視点から高度にシステム化されたゼブラフィッシュを用いた創薬スクリーニングシステムについてご講演を賜ります。

2日目の特別セッションでは、『ゲノムデータベース』に関して基生研の成瀬先生をお呼びして、
最近大幅にアップデートされたメダカゲノムデータベースのお話を、
『ゲノム編集』に関してはゼブラフィッシュおよびメダカのトップランナー3名による、
最先端の改変技術と活用の実例を紹介して頂きます。
このセッションでは、さらに、「質問タイム」を15分間と長く設けました。

ゲノム編集のエキスパートに聞きたいこと、細かいテクニカルな質問もぶつけられるチャンスです。素人質問大歓迎です!! たくさんの質問待っています! 

なお、当日受付では、懇親会の参加とランチョンセミナー時のお弁当の申し込みはできません。また、要旨集も限りがありますので、必ずしも皆様にお配りすることはできません。
以上、2点についてご了承ください。

それでは、開会まで数日ですが、会場で皆様にお会いすることを楽しみにしております。

発表に当たっての注意事項


Instruction for Presentations

Oral presentation
Time: 12 min. presentation and 3 min. discussion.
Language: English or Japanese, but please use English in your presentation slides.
*Please use your own PC or Mac for your presentation.
Organizing committee provides a MiniD-sub15 pin connecting cable. If you require an adaptor for this, please bring your own.
Please also bring a backup of your data on a USB flash memory or other devices in case your computer is incompatible with the projector or there are technical difficulties.
Please come to the Oral presentation room and check your presentation file at the presenter's desk during the coffee break or short break before your session.
Presenters of the Oral session1 are requested to check your files at 13:20-13:30. Presenters of the “Genome Database/Editing” session are requested to check your files at 8:40-8:55.

Poster presentation
Discussion time: 1st day 17:15-18:15.
Language: English or Japanese, but please use English in your poster.
The board size: 90 cm (width) x 210 cm (height).
*Check your poster number in the abstract book and mount your poster on the board with your poster number.
Please mount your poster before the first session of the 1st day and keep your poster on the board throughout the meeting.
Presenters of posters are asked to stand in the vicinity of their own posters for explanation at 17:15-17:45 (odd numbers) and 17:45-18:15 (even numbers), respectively.

挨拶



今年のスローガンは『医学生物領域の“汎用魚型実験材料”を目指せ!』に設定しました。近年、高速シークエンサー技術やゲノム編集技術の発展で、いわゆるモデル動物以外のどんな珍獣でも「ゲノムが読める」「遺伝子がいじくれる」時代がやってきました。
では、我らが伝統のメダカ・ゼブラフィッシュは「数多ある実験動物のひとつ」の埋もれてしまうのでしょうか?
いや、無い。そんなことは断じて無い! 我らが愛する小型魚類には、先人が培ったリソースがある、研鑽の末のノウハウがある、領域を裾野から支える膨大かつ多様な人材がある!
そんな小型魚類が、この先のサイエンス界でトップランナーであり続けるための戦略について大いに議論したいと考え、本会では2つの特別企画を設置しました。
(1)基調講演「システムズ薬理学とゼブラフィッシュ創薬」
(2)特別セッション「ゲノムデータベース/ゲノム編集」
1日目の基調講演には三重大学の田中利男先生をお招きして、システムズ薬理学の視点から高度にシステム化されたゼブラフィッシュを用いた創薬スクリーニングシステムについてご講演を賜ります。
2日目の特別セッションでは、『ゲノムデータベース』に関して基生研の成瀬先生をお呼びして、最近大幅にアップデートされたメダカゲノムデータベースのお話を、『ゲノム編集』に関してはゼブラフィッシュおよびメダカのトップランナー3名による、最先端の改変技術と活用の実例を紹介して頂きます。
各セッションは一般口頭発表とは独立し、座長が強力なリーダーシップをもって進行します。素人質問、実務的な提案や相談など、ざっくばらんな空気の中で、これからの小型魚類界について実践的な議論を交わせる場を提供いたします。特に、これから小型魚類を用いて研究を進める学生さんによる積極的な参加を期待しています。 
その他にも例年通り、口頭発表&ポスター発表で最新の研究成果、業界の動向について議論する場も準備いたします。

さらに、今回、初めての試みとして本会の翌日にサテライトシンポジウムを開催します。9月のシルバーウィーク連休を本研究会で始める研究大好きな皆様には、続けてサテライトシンポジウム『萌える生物学』へもご参加いただきたいと思います。本研究会の参加者は、無料で参加できます。小型魚類研究で培われた技術力とノウハウの蓄積を珍獣研究者に見せつけてください。また、逆に珍獣研究者の視点を小型魚類研究に持ち込んでください。相互の研究者の交流により、きっと新しいパラダイムが開けるはずです。

最後に、本研究会は他の世話人の皆様、プログラム委員の皆様のご協力により無事開催することができました。ありがとうございます。また、協賛してくださったスポンサーの方々にも大変感謝いたします。

Chair of the organizing committee of 21st JMZM
出口 友則

プログラム



Program at a Glance

September 19th, 2015
12:30 – 13:40               Registration
13:40 – 13:45              Opening remark
13:45 – 14:45               Session 1                          (Oral-01 to 04)
14:45 – 15:00               Coffee break
15:00 – 15:50               Keynote Lecture 1             (Dr. T. Tanaka)
15:50 – 16:00               Short break
16:00 – 17:00               Session 2                           (Oral-05 to 08)
17:00 – 17:15               Coffee break
17:15 – 17:45               Poster Discussion 1          (Poster-Odd numbers)
17:45 – 18:15               Poster Discussion 2          (Poster-Even numbers)
18:15 – 18:30               Short break
18:30 – 20:30               Mixer                                


September 20th, 2015
9:00 – 10:15                Special Lecture 1              (Genome Database/Editing)
10:15 – 10:30               Coffee break
10:30 – 11:45                Session 3                          (Oral-09 to 13)
11:45 – 12:00                Short break
12:00 – 12:45               Luncheon Seminar            (Leica Microsystems)
12:45 – 13:00               Short break
13:00 – 14:15               Session 4                           (Oral-14 to 18)
14:15 – 14:30               Coffee break
14:30 – 15:00               Closing remark/Award
15:00 –             Community meeting           (in Japanese)

2015年7月21日火曜日

演題登録期間延長!

1.演題募集期間を7月31日(金)まで延期します。
2.発表用言語を「英語」から「英語もしくは日本語」に変更します。
3.要旨も「英語もしくは日本語」に変更します。

先週15日に募集を締め切らせていただきましたが、
その後、遅れてご提出していただいた分も含めて
現在(21日6時)のところ

参加申し込み:48人
口頭発表希望:9演題
ポスター発表希望:36演題

と例年に比べて非常に少数にとどまっております。
そこで、今回は外国人研究者の招待講演もありませんので
学生さんなどにとってハードルが高い「英語での発表」を取り消し
「英語もしくは日本語での発表」にすることで、
学生さんの積極的な口頭発表応募に期待したいと思います。

要旨は当初から「英語」と規定していなかったので
問い合わせのあった方には「日本語でも可」とお伝えしていたのですが
こちらも正式に「日本語でも可」にいたしますので
是非演題の応募をお願いいたします。

また、既にご登録いただいている皆様の中でも
ポスター発表から口頭発表に変更をご希望される方がいらっしゃいましたら
そちらも受け付けますので、ご連絡お願いいたします。

それでは、皆様、是非とも演題のご応募をお願いいたします。


------------<演題登録方法について>-------------

以下のWebサイトから必要書類をダウンロードし、ご記入の上、
事務局(japanmz2015@gmail.com)までお送りください。
http://21jmzm.blogspot.jp/

●日程
2015年9月19日(土)12時20分 ~ 20日(日)17時00分
(21日(月) サテライトシンポジウム「萌える生物学」)

●会場
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2 大阪大学銀杏会館

●締切
演題ありの方は2015年7月31日
演題なしの方は2015年8月15日

●費用
[参加費]
一般 : 3,000円
学生 : 無料

[懇親会費]
一般:5,000円
学生:3,000円

[昼食]
ランチョンセミナー参加:無料

※参加費、懇親会費共に、お支払いは当日受付にてお願いします。

[旅費支援]
海外からの参加者のうち、研究発表する参加者(oral、posterどちらでも可)は旅費支援を申し込むことが出来ます。
予算に限りがありますので、申込者の人数によって支援額を決定します。

[子育て支援]
今回初めての試みとして、子育て世代の研究者の参加を支援しようと思います。
幸いなことに大阪大学には臨時託児室設置支援事業がありますので、事務局では現在、こちらへの応募を検討しています。
ただし、初めての試みのため、臨時託児施設に対してどれくらいの希望者がいてどれくらいの費用が掛かる不明で、実際に実施できるかは保証できません。

[サテライトシンポジウム]
 今回は本大会の翌日に様々な生物を使った、様々な分野における研究者がタイマン形式による発表を行うサテライトシンポジウム「萌える生物学」を開催していただくことになりました。(小型?魚類と他の生物との対戦が3戦あります)
本研究会が後援しておりますので、第21回小型魚類研究会参加者の方は無料で参加することができます。
詳細は「萌える生物学」HPまで https://bugfishes.wordpress.com/

●演題
10分間の一般口演を35枠程度募集いたします。みなさま奮ってお申し込みください。
口演申し込みが規定枠を超えた場合には、プログラム委員会で口演発表者を選定させていただき、他の方はポスター発表に回っていただきます。また最初からポスター発表のみを希望することも可能です。
学生およびポスドクによるポスター発表については、優秀ポスター賞を設け、多数の票を得た発表に授与いたします。

●組織委員
<世話人>
出口 友則(産総研)、藤堂 剛(大阪大学)、近藤 滋(大阪大学)

<プログラム委員>
日下部 岳広(甲南大学),亀井 保博(基生研),石谷 太(九州大学)

<事務局>
出口 友則(産総研)

●連絡先
japanmz2015@gmail.com

2015年6月19日金曜日

Registration NOW OPEN

For English, please click on English Page on the side menu.


概要

小型魚類研究会は、メダカやゼブラフィッシュ等の小型魚類に関する基礎科学および応用技術について情報交換すると共に、会員相互の親睦を図ることを目的として毎年開催されています。

2015年は、大阪大学銀杏会館において第21回小型魚類研究会を開催します。


日程

2015年9月19日(土)12時20分 ~ 20日(日)17時00分
(21日(月) サテライトシンポジウム「萌える生物学」)

会場

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2 大阪大学銀杏会館


申し込み方法

下にあるファイルをテンプレートにしていただき、発表を希望する参加者は、registrationとabstractの両方、発表を希望しない参加者はregistrationのみ作成し、E-mailの添付書類として事務局(japanmz2015@gmail.com)までお送り下さい。

  ● Registration_21stJMZM.xlsx 
 
  ● Abstract_21stJMZM.docx

(クリックすると書類が開きます。FileからDownloadを選択してください。うまくいかない場合は事務局までご一報ください。)

添付するファイル名の先頭には必ず参加者のお名前を入れて下さい。
例:阪大 太郎さんなら、T.Handai-Registration_21stJMZM.xlsx, T.Handai-Abstract_21stJMZM.docx

[締切]

(演題ありの方の申込締切は2015年7月15日です)

(演題なしの方の申込締切は2015年8月15日です)


費用

参加費・懇親会費は昨年のまま据え置きます。

[参加費]
一般 : 3,000円
学生 : 無料

[懇親会費]
一般:5,000円
学生:3,000円

[昼食]
今年は、企業協賛のランチョンセミナーを開催する予定です。セミナーに参加されない方は各自でとっていただくことになりますが、日曜のため大学構内の食堂はほとんど使用できませんので、ご注意ください。

※参加費、懇親会費共に、お支払いは当日受付にてお願いします。

[旅費支援]
海外からの参加者のうち、研究発表する参加者(oral、posterどちらでも可)は旅費支援を申し込むことが出来ます。予算に限りがありますので、申込者の人数によって支援額を決定します。

[子育て支援]
今回初めての試みとして、子育て世代の研究者の参加を支援しようと思います。幸いなことに大阪大学には臨時託児室設置支援事業がありますので、事務局では現在、こちらへの応募を検討しています。ただし、初めての試みのため、臨時託児施設に対してどれくらいの希望者がいてどれくらいの費用が掛かる不明で、実際に実施できるかは保証できません。

[サテライトシンポジウム]
本研究会は小型魚類の研究者による学術集会ですが、マウスなどの他のモデル生物を用いておられる方が、小型魚類を用いた研究にも興味を持っていただき新規参入してくださることは望ましいことだと考えます。反対にハエなどの他の生物で確立された研究技術や発見された生命現象が、小型魚類に応用出来たり、小型魚類での発見につながったりすることも往々にしてあります。
そこで、 今回は本大会の翌日に様々な生物を使った、様々な分野における研究者がタイマン形式による発表を行うサテライトシンポジウム「萌える生物学」を開催していただくことになりました。
本研究会が後援しておりますので、第21回小型魚類研究会参加者の方は無料で参加することができます。詳細はサイドメニューにあるリンク先のホームページにてご確認ください。


演題

 10分間の一般口演を35枠程度募集いたします。みなさま奮ってお申し込みください。口演申し込みが規定枠を超えた場合には、プログラム委員会で口演発表者を選定させていただき、他の方はポスター発表に回っていただきます。また最初からポスター発表のみを希望することも可能です。学生およびポスドクによるポスター発表については、優秀ポスター賞を設け、多数の票を得た発表に授与いたします。

[口頭発表]

持ち時間: 発表 10分、質疑応答 2分
使用言語: 英語 (質疑応答は日本語でも可)

発表用のデータはパワーポイント2010または2013で作成し、USBメモリに入れてご持参ください。Windows、 Mac双方に対応します。(動画を使用するなどの理由でご自身のコンピューター接続を希望される方については現在対応を検討中です。)ご自身の発表時間の前に試写をお願いします。発表時間等は追ってEメールでお知らせします。

[ポスター発表]

質疑応答: 1日目 夕方 (詳細は後日アップします)
使用言語: 英語 (質疑応答は日本語でも可)
パネルサイズ: 後日決定

ポスター番号は要旨集に記載します。ご自身のポスターを指定の番号のパネルに掲示して下さい。
ポスターは1日目のセッション開始前に掲示して、研究会終了後に各自で回収してください。 


発表言語

 発表言語は英語としますが、質疑応答は英語もしくは日本語とします。ここ数年間、研究会は英語で行われ、口演発表、ポスター発表ともに活発な討議が繰り広げられました。その結果、海外から多くの研究者が参加でき、日本在住の留学生や外国人ポスドクの参加も促進されました。コミュニティミーティングにおいても、英語による発表と討論が予想以上に盛況であると好評で、今後もこのような国際的な姿勢を高めていきたいという意見が多く聞かれました。

 一方、英語による討論では不慣れな学生などが発言する機会を逸しがちであり、内容的に深い議論が展開されにくい、などの問題点もしばしば指摘されます。また、本研究会の参加者は、実験動物として小型魚類を用いているという点では共通していますが、様々な研究分野から参加されており、ただでさえ相互の研究内容を十分理解することが難しいと思われます。特に日本人同士が不慣れな英語で討論することでお互いの意図が通じ合わないさまは、聴衆にとっても無駄な時間を過ごすことになります。その解決策として、日本語による質疑応答も可能とし、議論の流れによって柔軟に対応することとします。


組織委員

<世話人>
出口 友則(産総研)、藤堂 剛(大阪大学)、近藤 滋(大阪大学)

<プログラム委員>
日下部 岳広(甲南大学),亀井 保博(基生研),石谷 太(九州大学)

<事務局>
出口 友則(産総研)

連絡先
japanmz2015@gmail.com

TEL: 072-751-9834

2015年4月14日火曜日

ようやく始動

第21回小型魚類研究会を2015年(平成27年度)9月19日(土),20日(日)に

大阪大学 吹田キャンパス 銀杏会館にて開催いたします。



今回は 産総研 出口 友則、阪大医学部 藤堂 剛、阪大生命機能研究科 近藤 滋

の3名が世話人を務めさせていただきます。




Webでのアナウンスが例年に比べ大幅に遅れてしまったことや

19日は日本動物学会第86回新潟大会と日程が重なることから

参加者数が減ってしまうのではないかという心配がありますが、

21~23日の連休を活用し、例年は2日目夕方で終わるところを

21日(月)に小型魚類の枠を超えた関連イベントを開催するなど

例年と異なる味付けも加えて面白いものにしますので

是非多くの方にご参加していただきたいと思っています!




産総研 出口友則

連絡先: japanmz2015@gmail.com